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「ロジライズ」に社名変更し、東大阪本社に(ヤマゼンロジスティクス)

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山善(本社=大阪市西区、岸田貢司社長)のグループ会社であるヤマゼンロジスティクス(本社=大阪市西区、宮﨑公博社長)は、今年4月1日より「㈱ロジライズ」に社名変更し、併せて、本社所在地を東大阪市に移転する。

ヤマゼンロジスティクスは、1993年の設立以来、山善のグループ会社として生産財と消費財双方の商品特性に合わせた物流システムを構築し、高度な情報機能と全国的なネットワークによる物流展開を行ってた。今後は「物流2030 年ビジョン」の第 2 ターム(2025 年度~2027年度)に掲げている「ヤマゼンロジスティクスのプロフィット化」を推進するため、山善の取り扱い商品の在庫保管・配送だけでなく、メーカーや同業の機械工具商など、新たな荷主企業からの倉庫運営、輸配送業務を受託できる体制の構築を進め、様々なニーズに応じた「常にお役に立てるロジスティクスパートナー」を目指していく。

新たな社名には、戦略的物流(Logi)を行いながらより高みへと昇っていく(Rise)、という決意を込めた。また、斜体のロゴ文字に右肩から差し込む光は朝日をイメージしており、「朝日のように次のステージへと昇っていく様」を表現している。

現在、物流業界は深刻な課題に直面しています。いわゆる「2024年問題」と呼ばれる、トラックドライバーの労働時間制限による輸送能力の低下、人件費・燃料・資源高騰による物流コストの上昇、さらにカーボンニュートラルに向けた環境負荷の軽減など、多岐にわたる課題が顕在化している。ロジライズは、これらの課題に対応するため、流通商社の物流部門として長年培ったノウハウを活かしながら、共同輸配送、倉庫運営といった顧客が満足できる総合物流サービスを展開していく。

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