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大機器協、 MonotaROとエレコムの物流拠点を見学

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ロボで搬送効率化、人の歩く時間削減

大阪機械器具卸商協同組合(中山哲也理事長・トラスコ中山社長)は4月20日、MonotaROの猪名川ディストリビューションセンター(兵庫県猪名川町)とエレコムの兵庫物流センター(同町)の2社合同見学会を開催した。組合員やメーカー会員など計66人が参加した。

MonotaROの猪名川ディストリビューションセンターは、延床面積19万4000㎡、在庫能力60万点の大型物流センター。事業成長に伴い、出荷能力や在庫保有能力を強化し、物流を効率化するため2022年4月、本格稼働した。同センターでは約400台(1期)の小型無人搬送ロボットやコンベアで商品を自動搬送し、商品のピッキングではその位置や数をプロジェクションマッピングで知らせるなど、物流の効率化に加え、従業員の歩く時間を減らし作業負担も軽減している。

エレコムの兵庫物流センターは、西日本エリアを管轄する物流拠点。BCP対策を目的に、南海トラフ地震の災害リスクを避けるため、海に近い大阪市西淀川区から内陸の猪名川町に22年4月、移転した。同センターは、あらゆる工程で省人化するほか、人がなるべく動かず商品が人に向かってやってくる超高速ピッキングやAGVを採用するなど、機械やロボットに商品を運ばせることで人ができるだけ歩かなくて良い作業環境を実現している。

参加者は両社の巨大な物流センターを歩いて見学。見学会の後に開催した懇親会の乾杯の挨拶で、古里龍平副理事長(企業見学委員会委員長)は両センターについて、「明確な方針、従業員の皆様の情熱、知恵。それが最新の物流拠点の運営を実現していると感じた」と話した。【取材協力/日本産機新聞社】

 

▲(左)MonotaRO猪名川ディストリビューションセンター(右)エレコム兵庫物流センター

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