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ユーザー通信 246号 1面 :待望久し!4年ぶりリアル開催 『JIMTOF2022』開幕‼ AM特別展示エリアを設置、デジタルコンテンツがさらに充実

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11月8日(火)~13日(日)の6日間、東京ビッグサイト全館 過去最大規模の1086社・5619小間

世界最大級の工作機械見本市『JIMTOF2022』(第31回日本国際工作機械見本市)が、日本工作機械工業会/東京ビッグサイトの主催により、11月8日(火)から11月13日(日)までの6日間、東京ビッグサイト(東京・江東区有明)にて南館を含む全館を利用し開催される。4年ぶりのリアル展示会(2020年展はオンライン展示)となる今回のJIMTOFは、合計出展者数が1086社(直接・共同・内部出展者含む)・5619小間と、前回のJIMTOF2018に比べ95小間増加しており、過去最大規模での開催となる(総展示場面積は118540㎡)。開催期間中には次のような豊富なプログラマが併催される。

南2ホールでは、AM(アディティブマニュファクチャリング)エリア特別展示として、TRAFAM(技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構)協力のもと、「ひらめきを形に! 設計が変わる新しいモノづくり~次世代型産業用3Dプリンタ技術開発~」と題した特別展示コーナーが設置され、「三次元積層造形技術や金属等の粉体材料の技術開発」、「世界最高水準の造形速度・精度を有する金属3Dプリンタの実用化」、「金属用パウダベット方式の欠陥予測システムおよび高度モニタリング、フィードバック・制御技術等の開発」など、TRAFAMがこれまで取り組んできた開発成果がパネル等で紹介される。

企画展示は、「最先端のものづくりの現在地(いま)とミライ」をテーマに、ブース内に 「Produce machine tool『最先端の工作機械工場』」と「Work by machine tool『最新工作機械が支えるシェアTOPのグローバルニッチ企業」の2コーナーが設置される。Produce machine toolでは、工作機械メーカー大手4社のスマー トファクトリーで展開されている先端的の取り組みを通じ、その背景にある「製造業の課 題」を来場者と共有することで、「ミライのものづくり」 の探求をプロモートする。11月10日(木)14時から企画展示ブース内において、クロストークショーを開催し、翌日からその収録映像を放映。Work by machine toolでは、最新鋭の工作機械が生み出す日本発のシェアTOPプロダクトが横断的に展示され、来場者は「世界を動かす技術」を体感することができる。

特別展示では、「歴史と伝統 技術と叡智 不可能を可能にする力~日本のジェットエンジン開発の歴史~」と題し、世界の航空機産業の一翼を担うIHIのジェットエンジン技術が紹介される。

講演・セミナーでは、ハイブリッド車用バッテリーで世界シェアトップのプライムアースEVエナジー・岡田政道氏による基調講演「カーボンニュートラル時代の可能性を拓くものづくり」はじめ、6Gやスーパーコンピューター「富岳」など、時宜を得たテーマの講演が企画されており、AMエリアでも多数の講演を予定する。

また、JIMTOF2022の大きな特長として、「デジタルコンテンツ」のさらなる充実が挙げられる。動画や画像の掲載が可能となった「オンラインカタログ」(公式サイト上で公開)ではより詳細な情報が確認でき、新設ツールの出展者オンラインチャンネルではワークショップや製品紹介の動画配信を閲覧できる。これらのデジタルツールは入場登録前から利用可能で、来場前の情報収集に活用することができる上、来場者と出展者間におけるアポイント調整のみならず、出展者同士のマッチングも可能など、より多くの商談機会を創出する「マッチングシステム」も提供されている。

▲前回リアル展JIMTOF2018のワンシーン。153,103人が来場し過去最多を記録した

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