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ユーザー通信177号 オールザッツ JIMTOF2016 part1

ユーザー通信 WEB版

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オールザッツ ジムトフ


今年これまでの当業界の展示会を、パブリック、プライベート問わず概観する限り、来月に迫ったジムトフ2016もまた、「IoT」「インダストリー4.0」「スマートファクトリー」「工場の見える化」「ロボット」「機電融合」・・・といったキーワード、見せ方が「百花繚乱」だと予想される。


そんななか、「今年のジムトフで、見たいこと」について、かねてより、ほかの展示会場などで取材、ストックしてきた声をランダムに列記してみた。


● ジムトフでしかお目にかかれないような海外メーカーの切削工具を見たい。
● 切削工具、機械ともども、各社が昨年発表した新製品の中で特に力を入れられた製品の「その後の評価」を見たい。
● 産業で見れば航空機産業がトレンドだが、マーケットが狭い。やはり、自動車関連にまつわるところを集中的に見たい。
● 新製品、新商材を問わず、製品そのものよりは、今までに遭遇したことのないような「メーカー」を見たい。
● 切削工具メーカーの「IoT」への、実用化を見たい。
● 昨今、ドリルやエンドミルの新製品が発表されても正直なところおそらく、驚愕するような効果はないと考える中、「コーティング」の改善、革新ぶりを見たい。
● おそらくどこを見ても「コラボ、コラボ、コラボ」の見せ方だろうが、それぞれのコラボをしっかり見たい。
● 工作機械関連のツーリングを「研究」目線で見たい。
● 前回もそうだったが、キャプトはじめ、工作機械の新機種に搭載してのツーリングのアピールが目立つと思うので、工作機械メーカーのブースを集中的に回り、「一挙両得」的に見たい。
● ユーザーによる切削工具の内製化が著しいようだがこの動きについて、また、拡大していく可能性について、工具メーカーのとらえ方、姿勢を見たい。
● 常連組ではない、切削工具で、「アウトロー」的な出展者を見てみたい。
● 切削工具では目玉はないのではと推測しているが、「シュミレーション」というキーワードが盛んに出てくる中、よくわからない、その「実感」を見たい。
● 65歳以上が25%以上を占める世の中を考えると、やはりロボットか。労働人口減少を考えれば、先々もロボットメーカーは「大丈夫」。その「大丈夫さ」を見たい。

 

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