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ユーザー通信200号 大機器協、「津波・高潮ステーション」を社会見学

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大阪機械器具卸商協同組合(大機器協/事務局=大阪市西区阿波座)は8月29日、大阪市西区江之子島の『津波・高潮ステーション』で社会見学を実施し、組合員・メーカー会員ら95名が参加した。
見学に先立ち、社会見学委員会委員長の木村吾郎副理事長(カツヤマキカイ社長)は、「近い将来には必ず大阪を襲うといわれている『南海トラフ巨大地震』と津波について、正しい知識を習得し、社員の安全確保や事業継続計画(BCP)に役立ててほしい」旨あいさつした。
さらに、中山哲也理事長(トラスコ中山社長)は、「怖いものといえば、地震・雷・火事・親父とはよくいわれるものの、果たして怖さの順番や並びについてはどうなのか? と思っていたが、私自身が直に阪神・淡路大震災を経験したことから、やはり地震がトップではないかと認識している」など追随した。
同施設は、西大阪治水事務所が所管する防潮堤や水門の津波・高潮防ぎょ施設の一元管理を行う防災棟を併せ持ち、災害発生時の対応や、かつて大阪を襲った高潮の知識などが学べる。
折しも6月以降、大阪北部地震、西日本豪雨、直近では台風20号の直撃と自然災害が続いた直後だっただけに、一行は、4面(前面・左右側面・床面)に映し出され、包み込まれるような迫力のなかで津波の恐ろしさを知るダイナキューブ「津波体験シアター」の体感等で「海より低いまち大阪」における防災意識を高めた。

 

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