ローデ・シュワルツ、設計エンジニアのRF技術力向上を支援
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衛星通信や防衛システムの拡大に伴い、RFテストはますます重要かつ複雑になっている。ローデ・シュワルツは5月20日に第2回RF Testing Innovations Forum(オンライン)を開催し、エンジニアや専門家が現在の高度なアプリケーションに対応する実践的なソリューションを紹介しする。
オンラインで開催されるRF Testing Innovations Forum 2026では、ローデ・シュワルツ、Dassault Systèmes、FormFactor、Focus Microwavesの専門家が、現在のRFテストにおける課題について講演を行う。プログラムでは、アクティブデバイス特性評価のための残留測定や、異なる周波数にわたる絶対位相の検証など、多岐にわたるテーマを取り上げる。
航空宇宙・防衛向けRFコンポーネントの市場投入の加速
ローデ・シュワルツのRF & マイクロ波コンポーネント担当マーケットセグメントマネージャであるMarkus Loerner氏が、「航空宇宙および防衛向け専用コンポーネントの商用化」をテーマに基調講演を行う。衛星通信や防衛用途の拡大によりRFシステムの需要が増加し、それに伴い高性能なRFコンポーネントの必要性が高まっている背景を解説する。また、関連するRFサブシステムを比較し、テスト要件を導き出すことで、市場投入までの期間短縮と効率化を目指す。
絶対位相測定とキャリブレーションの重要性
多くの設計エンジニアは、広い周波数範囲における絶対位相測定の重要性を見落としがちだ。同セッションでは、位相キャリブレーション手法の概要を紹介し、コムジェネレータとそのトレーサビリティに焦点を当てるとともに、具体的な適用事例を取り上げる。これには、時間領域変換、周波数変換器の検証、ベクトルネットワークアナライザ(VNA)に関する考慮事項などが含まれる。
サブTHz帯オンウエハ測定の手法とベストプラクティス
マルチギガビット通信システムがより高い周波数帯へと進む中で、エンジニアはオンウエハSパラメータ測定の限界を拡張し、デバイスの精密なモデル化と特性評価を行う必要がある。ドイツ・ドレスデンのFormFactorラボからのライブデモでは、R&S ZNAと最大170 GHzの周波数拡張モジュールを用いたDバンドオンウエハ測定において、精度・安定性・再現性を確保するためのベストプラクティスを紹介し、測定環境における重要な判断ポイントも解説する。
ノイズパラメータ検証技術
最後のセッションでは、最大67 GHzまでのRF回路におけるノイズ検証を取り上げる。低雑音増幅器(LNA)の性能要求が高まる中、正確で信頼性の高いノイズ測定が不可欠だ。これはLEO衛星通信、リモートセンシング、量子コンピューティングなどの新しい用途によって加速されている。LNAは通常受信機の最初の段に位置するため、そのノイズ特性はシステム全体のノイズ指数と感度を大きく左右する。同講演では、ノイズ測定の基本原理とコールドソース法によるノイズパラメータ抽出について解説する。測定はノイズフィギュア測定機能を備えた最新のR&S ZNAを使用して行われる。
なお、同カンファレンスは無料で参加できるが、事前登録が必要。詳細なアジェンダ、講演者情報、登録ページは次を参照: https://www.rohde-schwarz.com/rftif

▲RF Testing Innovations Forumでは、高度なRFアプリケーションに対応する実践的なソリューションを学ぶことができる
2026年5月15日






