ローデ・シュワルツ/対ドローン用スイート搭載デモ車を公開
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欧州全域で高まる、信頼性の高い対ドローンソリューションへの需要に応えるべく、ローデ・シュワルツは自社の周波数アジャイル技術が敵対的な無人航空機(UAV)をかつてない速度で探知、位置評定、無力化する様子を実演した。
ローデ・シュワルツは、実地での運用実績を誇る対ドローン用スイート『ARDRONIS』を、専用設計のデモンストレーション車両に搭載し、「Counter UAS Technology Europe 2026」にて展示した。4月20日から22日までの3日間にわたる期間中、来場者は車両内にコンパクトに収められたこの統合ソリューションが、軍隊、警察組織、そして防衛産業全般における早期警戒と即応性の要求を満たしていることを直接確認することができた。
ローデ・シュワルツのARDRONISスイートは、ジャミング機能の有効性と柔軟性を向上させ、周波数範囲を100 MHzまで拡張した。また、方向探知用のコックピットを備えており、オペレーターが複数ステーションを同時に監視・制御することが可能。この構成により、必要な人員を削減しつつ、より効率的で連携の取れた運用を支援する。
デモンストレーション車両には、ARDRONIS スイートの全機能が単一の統合環境として組み込まれている。来場者は、ドローンとその操縦者を探知・位置評定する『ARDRONIS Locate Advanced』を体験した。さらに、車両には特定された脅威を自動的に追尾・抑止する『スマートフォロワー』機能を備えたマルチバンドジャマー『ARDRONIS Effect』も搭載されている。携行可能な ARDRONIS Detect および ARDRONIS Locate Compact ユニットは、迅速な展開や移動を伴うシナリオにおいても高性能な探知・位置評定能力を発揮し、『ARDRONIS Wi-Fi』モジュールは商用 UAV の通信リンクを特定・妨害する機能を付加する。
イベントではローデ・シュワルツのエンジニアが統合コックピットを操作し、初期探知から方位情報の取得、電波妨害、そして交戦に至るまでの一連のワークフローを、シミュレーション環境を案内した。
イベント 3 日目の 15:15(GMT)には、ローデ・シュワルツ・インターナショナル GmbH の CUAS マーケ ット開発マネージャーである Bob Moll 氏が、「ARDRONIS RF DF とジャミング ― (C)UAS 軍拡競争において価値を示し続けるために必要なこと」と題したプレゼンテーションを行tった。この講演では、低周波数探知、多方向の特定、高出力ジャミングをひとつのシームレスなワークフローに結びつけた具体的な運用環境における事例を紹介し、ARDRONIS システムがいかにモバイルプラットフォーム上で展開可能か、また、今日の進化するドローンの脅威に対抗するため、既存の防衛・セキュリティアーキテクチャにどのように統合できるかを実証した。
Bob Moll氏 は「当社の ARDRONIS スイートは、早期警戒探知、迅速な対応ジャミング、そして統一されたコックピットをひとつの現場即応型システムに統合したものだ。これをモバイルプラットフォームで実演することで、既存の防衛・セキュリティアーキテクチャにどれほど容易に組み込むことができ、急速に変化するドローンの脅威に対処することができるかをお見せできると考えている」と述べている。

▲ローデ・シュワルツの対ドローン用スイート「ARDRONIS」を搭載した車両
2026年5月13日






