ユーザー通信:日本ものづくり業界の発展に寄与できる情報媒体 UT-net.jp

ユーザー通信230号 3面 ダイジェット工業 高能率肩削りカッタ 『ショルダー6』新発売

ユーザー通信 WEB版

ダイジェット工業

高能率肩削りカッタ
『ショルダー6』新発売

ダイジェット工業は、エクストリームシリーズの新製品となる高能率肩削りカッタ『ショルダー6(シックス)』(EXSIX形)の販売を開始した。

無垢の材料から高切込みな荒加工と、高精度な立壁加工を可能とした、両面6コーナ仕様の高能率肩削りカッタ(EXSIX形)を開発し、建機、工作機械、金型部品(鋳物、構造物等)などの大物製品加工をターゲットとする。主な特長は、次のとおり。

①切りくず排出性とカッタ本体剛性に優れ、軸方向切込み量(ap)最大10㎜可能な高能率肩削りカッタ。平面削り・溝削り・プランジ加工など幅広い用途で使用可能。

②インサートは両面6コーナ使用可能で経済的、コーナRはR0・8とR1・6の2種類をラインナップ。厚み7・5㎜の高剛性インサートにより、荒加工領域で安定した加工ができ、さらに独自の3次元ブレーカ形状により、両面使用可能なインサートにおいても、カッタ本体のアキシャルレーキをポジ刃形とし、切削抵抗の低減を実現。

③インサートの外周切れ刃軌跡を円弧状とすることで高能率かつ高精度な立壁仕上げ加工が可能。

④インサート材種は、一般鋼や35HRC以下のプリハードン鋼に適し、耐欠損性に優れた材種「JC8050」と、鋳鉄および50HRC以下の焼入れ鋼に対応する、耐摩耗性に優れた汎用性材種「JC8118」を採用。

主用途は、被削材では炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼等。加工形態は肩削り、平面削り、溝削り加工等の荒加工用。
サイズは、本体ボアタイプ=Φ50(4枚刃)~Φ160(9枚刃)。(※なお、製品画像は次ページ4面記事中にて表示)

» «