news-【タンガロイ 耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』を拡充】
タンガロイ
耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』を拡充
タンガロイは、耐熱合金旋削加工用『AH8000シリーズ』に、新たにポジインサート形状、およびネガインサートにインクリネーション付き低抵抗28チップブレーカを拡充した。
ポジインサートに、CPMT・VBMT形状等を設定。また、仕上げ加工で多く使用されるコーナR0.2mmのポジインサートを追加設定した。
ネガインサートには、HRF・HRMチップブレーカに加え、インクリネーション付きで低抵抗な28チップブレーカを拡充。この28チップブレーカは、チップブレーカに設けられたインクリネーションにより優れた切りくず処理性の実現と、低抵抗加工により刃先温度の上昇を抑制することで、耐熱合金旋削加工における安定加工を可能とする。
拡充アイテムには全て、耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れた第一推奨材種の「AH8015」、耐摩耗性に優れた高硬度材種「AH8005」の2材種を設定。この拡充によりAH8000シリーズは、航空宇宙産業や重工業産業で多く使用されている耐熱合金加工におけるトータルツーリングを可能とする。
2018年11月6日