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コーンズテクノロジー/国内初のLEO海図プロッターを発表

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コーンズテクノロジーは、国内初(LEO衛星を利用した位置情報表示機能を搭載した海図プロッターとして)のLEO(低軌道衛星)を利用した海図プロッター『Guide One(ガイドワン)』を発表し、来年(2027年)1月より受注開始の予定。

Guide Oneは、海上でジャミングやスプーフィングなどによりGNSS(=全球測位衛星システムは、アメリカのGPSを含む世界各国の測位衛星システム全体の総称)測位が正常に利用できない状況において、LEOへ自動的に切り替えることで、自船位置を把握するためのバックアップ手段を提供する。

海上でのジャミング・スプーフィング対策が課題に

近年、中東の主要海域ではGNSSへのジャミング・スプーフィングが継続的に発生しており、ホルムズ海峡だけでも1日約1,000隻がGNSS干渉を経験しているとの報告もある(出典:https://rin.org.uk/blogpost/1706945/513210/Operation-Maritime-Report)。特に、中東の一部海域などで継続的に報告されている。ジャミング・スプーフィングは、船舶の航行に遅延を生じさせるほか、回避のための迂回による運航コストの増加や、保険掛け金の上昇など、航海・物流にも影響を及ぼす。

完全独立型の位置情報バックアップとナビゲーションを提供

Guide Oneは、既存のECDISや航海システムから完全に独立して動作する海図プロッターだ。ECDIS側に機能を追加する必要がないため、既存のECDISや航海システムから独立した形で、ジャミング・スプーフィング対策を導入できる。LEO海図プロッター、Guide Oneの主な特長は、次のとおり。

■LEOによるバックアップ

ジャミング・スプーフィングを検知すると、LEOへ自動的に切り替える。Guide Oneが利用するLEO信号は、一般的なGNSS信号より高い信号強度を持ち、GNSSとは異なる衛星システムから位置情報を取得する。これにより、GNSSがジャミングやスプーフィングの影響を受けた場合にも、独立したバックアップ位置情報源として利用できる。同社が実施した実証試験では、特定の試験条件下において、LEO信号による位置情報が基準位置から概ね±100mの範囲内となることを確認している。

■ジャミング・スプーフィング検知時に警告表示

ジャミング・スプーフィングを検知すると、画面上にポップアップで警告する。また、現在の位置情報に使用している信号がGNSSまたはLEOのどちらであるかを表示し、位置情報を確認できる。

■ECDISから完全に独立したナビゲーションシステム

Guide Oneは、既存のECDISや航海システムとは独立して動作する。本体とアンテナを設置するだけで使用できるため、既存の航海機器側に新たな機能を追加することなく導入できるバックアップナビゲーションシステムだ。

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