Aqunia/キルギス農大と連携し洪水リスク等を予測
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グローバルに洪水予測・水資源/気候リスク評価サービスを展開するAquniaは5月、キルギス共和国のキルギス国立農業大学(KNAU)との間で、水資源管理、洪水リスク軽減、および気候リスク評価の共同研究を促進するための協力枠組みに関する覚書(MoU)を締結した。
1933年に設立されたKNAUは、農業分野を専門とするキルギス共和国有数の国立大学の一つで、K.I.スクリャービン記念キルギス国立農業大学(KNAU)は、農工業複合体、持続可能な土地・水資源管理、環境安全の分野におけるキルギスの中核的な学術・教育拠点となっている。同大学は「特別な地位(Special Status)」を有しており、国家の食料安全保障、合理的な環境管理、そして技術的近代化における戦略的役割を担っている。学術的伝統と先進的なデジタル技術を融合した有数の総合大学であり、その教育課程は5年間の国際認証を取得しており、世界水準の専門人材の育成を行っている。
背景:気候変動下での水害の増加と、水資源管理・防災基盤の高度化の必要性
キルギスでは、気候変動の影響により洪水や土砂崩れなどの水害が増加しており、従来は被害想定されていなかった地域においても災害が発生するようになっている。同国は中央アジアの水源地に位置し、氷河や積雪の融解が下流域を含む広域の水資源を支えているが、近年の気温上昇によりその不確実性が高まっており、洪水リスクと水資源の安定確保の双方において対応が急務となっている。一方で、現地の水文・気象観測データは必ずしも十分に整備されておらず、継続的なモニタリングデータの蓄積や、それを活用した将来予測の体制構築が課題となっている。こうした状況を踏まえ、現地が持つ水文データと、衛星データ・AI・シミュレーション技術を組み合わせることで、将来の気候変動を考慮した降雨・洪水リスクの評価や水資源管理の高度化を進めることが求められている。
Aquniaはキルギス共和国において、これまでも政府機関との覚書締結をはじめとする現地連携を進めてきた。今回、水資源管理・農業分野の知見を持つKNAUとの間で、水資源管理の高度化や洪水リスク軽減に向けた共同研究を推進する協力枠組みを構築するため、同MoUを締結しました。本MoUにおいて両者は、現地の水文データおよび衛星データの活用、洪水・水資源予測シミュレーションに関する技術検証、関係政府機関との連携などに取り組む。KNAUが有する現地の水文知見・データおよび政府機関とのネットワークと、Aquniaの衛星データ解析・AI/水文モデリング技術を組み合わせることで、キルギスにおける洪水・水資源予測の高度化と社会実装を目指す。今後、国際資金への共同応募等を通じて、共同研究の具体化を図っていく。

▲MoU調印に際して行われた両者の会合の様子(キルギス・ビシュケク)。KNAU、Aqunia双方の関係者が出席
2026年8月21日




