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Teledyne FLIR OEM/スケーラブルなOEM展開に向けモジュール設計

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Teledyne Technologies Incorporated(ニューヨーク証券取引所:TDY)の一部門であるTeledyne FLIR OEMから、コンパクトな赤外線/可視光デュアル・カメラモジュールLepton® XDSが発売された。このカメラモジュールなら、スペースと電力に制約がある新たなタイプのOEM製品においても、Teledyne FLIRが特許をもつMSX®(マルチスペクトル・ダイナミック・イメージング)技術を活用できるようになる。迅速な統合を見据えて設計したITAR(国際武器取引規制)対象外のLepton XDSは、組込み機器やモバイル機器、産業アプリケーションにおける開発リスクの低減と市場投入までの時間短縮を実現する。

このLepton XDSでは、解像度160×120の放射温度測定対応Lepton 3.5マイクロ・サーマルカメラと500万画素
(MP)可視光センサを組み合わせたうえ、MSX技術を搭載して可視画像の輪郭を熱画像に直接埋め込むことで、リアルタイムな熱画像の視認性を高めた。この特許技術のソフトウェアがあれば、通常より高価で高解像度のカメラシステムでなければ実現できないほどの鮮明で詳細な画像と豊かなコンテキストを通じて、実用性の高い温度情報を提供する。たとえば火災検知や防火、EVバッテリーのモニタリング、ロボットのナビゲーション、無人プラットフォーム、スマートインフラ、健康管理や安全システムなどに最適だ。

Teledyne FLIR OEMの製品マネージメント担当副社長Mike Waltersは「MSX技術は以前からTeledyne FLIRの決定的な強みとなっていたが、今回のLepton XDSにより、その機能をOEM向けのコンパクトなモジュールで利用できるようにした。可視光カメラと実績豊かなマイクロ・サーマルセンサ、オンボードのPrism ISP処理機能を統合し、スポットメーターや関心領域などの放射温度測定用オーバーレイにも直接アクセスできるようにして技術革新をさらに加速させるとともに、OEMメーカーはより鮮明な熱画像を提供でき、ユーザーはもっと迅速な分析が可能になる」と説明している。

Prism ISP:MSXを超える高度なイメージングを

内蔵のFLIR Prism ISPソフトウェアは、リアルタイムな画像処理能力の強化に加えて、熱画像/可視画像フュージョンをはじめとする高度な画像処理や業界初のRadiometric JPEG(RJPEG)出力など、すぐに使える包括的な機能を提供する。また、組込みの測定・可視化ツールには関心領域(ROI)やスポット温度測定、等温線、カスタマイズ可能なカラーパレットなどが含まれており、分析や後処理、レポート作成のためのTeledyne FLIR OEMソフトウェアのエコシステムともシームレスに連携が可能。

Lepton XDSはサイズ・重量・電力(SWaP)を最適化したモジュールとなっており、業界標準のUSB出力を備えているため、バッテリー駆動システムや常時稼働するシステムに最適で、またITAR対象外でECCN6a993.b.4.b に分類されており、世界中の商用アプリケーションに広く利用できる。サーマルカメラの生産で世界をリードするTeledyne FLIR OEMは、そのグローバルな技術サービス提供体制と実績ある量産システムにより、すでに600万台以上のLeptonをご提供しており、スケーラブルな生産を支えながらサプライチェーン・リスクを最小限に抑えている。


▲Prism ™ ISP搭載のデュアル・カメラモジュールとしてOEMのための性能強化とより迅速な統合を実現する

 

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