SEEPEX/最大限の切断性能とメンテナンス性を両立
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SEEPEXは長年にわたり、鋭利なブレードを備えたマセレーターを用いて、固形物や繊維質を確実に微細な粒状へと粉砕することで、世界的に高く評価されている一軸ネジポンプの性能最適化を図ってきた。この技術により、配管の閉塞を防ぎ、下流側設備を確実に保護している。
そして今回SEEPEXは、まったく新しい世代のマセレーターとともに、粉砕技術を次のレベルへと引き上げる。それが新型のイージー・メンテナンス・マセレーター(Easy Maintenance Macerator)だ。運用時の利便性を最大限に高めると同時に、最適化された切断性能とシステム稼働率の向上を実現、SEEPEXの「イージーメンテナンス」戦略は新たな段階へと入った。
SEEPEXのグローバル市場・製品マネージャーであるGuntram Schulzは、「新世代のマセレーターは、厳しい要件を求めるお客様に対し、摩耗の低減や大幅に延びた耐用年数をはじめ、操作性、保守性、費用対効果の面で多くのメリットを提供する。同時に、この新しいソリューションを通じて、SEEPEXは市場ポジションのさらなる強化を図っていく」と説明している。
小さく刻んで、大きな処理水フローを多くの産業廃棄物処理プロセスでは、廃水に混在する綿棒やウェットティッシュ、食品加工で発生する魚の骨や殻、果実の種、食物繊維など、トラブルの原因となり得る固形物を含んだ液状の懸濁液を搬送する工程に行き着く。こうした懸濁液は、後工程に重大な支障をきたす可能性がある。
イージー・メンテナンス・マセレーターは、これらを効率的に粉砕してスラッジを均質化し、ポンプによる移送を円滑に行える状態へと整える。その結果、運転の安全性が高まり、処理プロセス全体における障害発生リスクも最小限に抑えられる。
本製品の主な技術的特長として、流体の流れを最適化したせん断プレート形状、高い耐摩耗性を備えた工具鋼製の交換可能なブレード、さらにせん断プレートをリバーシブルに使用できる設計が挙げられる。加えて、メンテナンスや異物除去の際にも吊り上げ装置を必要とせず、切断ユニットへ容易かつ迅速にアクセスできる構造となっている。
本マセレーターは、定格1.5 kW(標準仕様)、2.2 kW、3 kWのモーターに対応し、最大100 m3/hの処理能力
を実現します。切断性能を最適化することで、固形物や繊維質を極めて微細に破砕でき、絡みつきを大幅に低減。その結果、長期間にわたりポンプをトラブルフリーで運転することが可能になる。この新しいマセレーターは、SEEPEXのポンプに限らず、遠心分離機や圧縮機など、処理工程に組み込まれた他の装置においても、信頼性と寿命の向上に貢献する。
素早くアクセスでき、予知保全も可能に
イージー・メンテナンス・マセレーターは、「迅速にアクセスでき、簡単に保守したい」というユーザーの要
望に応える設計となっている。折りたたみ式の切断ユニットを採用しており、機械上部を容易に開くことが可能だ。これにより、せん断プレートへのアクセスや交換を短時間で行えるほか、ブレードも外側から機械的に調整でき、異物除去や清掃にかかる時間は、最大で80%短縮される。
また、運転中にブレードの回転方向を切り替えられる逆回転機能もオプションとして用意されている。この機能により、マセレーターを開放することなく詰まりを解消できる。さらに、内蔵の破片分離器が運転時の安全性を高め、独立した清掃フラップからハウジング内部へ直接アクセスすることで、障害となる固形物を迅速かつ容易に取り除くことが可能だ。こうした機能性に加え、リバーシブルなせん断プレートと双方向回転動作により、本マセレーターの寿命は従来比で約2倍に延び、スペアパーツコストの大幅な削減が期待されている。

▲イージー・メンテナンス・マセレーター1 ▲イージー・メンテナンス・マセレーター2
2026年4月5日






