ユーザー通信 209号 製品リリース:タンガロイ_01
タンガロイ
テーパねじ加工用 『刃先交換式ThreadMilling』
タンガロイ(本社=福島県いわき市好間工業団地、木下聡社長)はテーパねじ加工用『刃先交換式ThreadMilling』(スレッド・ミリング)の販売を開始した。
刃先交換式スレッド・ミリングは、インサートとホルダの組合せにより、JISに規定された管用テーパねじ向けBSPT(11、14TPI)に加え、北米規格のNPT(11.5、14TPI)とNPTF(14TPI)のねじを、マシニングセンタのヘリカル機能を使って加工する工具であり、タップよりも切削負荷を軽減することで信頼性の高い加工を実現する。ほか、主な特長は次のとおり。
▽ホルダから締め付けねじを外さずにインサート交換を可能にしたため、作業中に締め付けねじの脱落や紛失を防ぐことが可能となる。
▽超硬製タップを使うと工具破損のリスクが高く、ハイス製タップだと寿命が短く生産性に問題が生じやすいテーパねじ加工だが、刃先交換式スレッド・ミリングを使うことで安定した切削状態と長寿命化の両立が可能となる。
ホルダ全2形番、インサート全5形番。
2019年7月12日