ユーザー通信:日本ものづくり業界の発展に寄与できる情報媒体 UT-net.jp

HMS Networks/産業用ゲートウェイをアップデート

ニュースリリース ユーザー通信 WEB版 ワールドプレスリリース

欧州サイバーレジリエンス法対応のAnybus Communicator製品シリーズ:欧州サイバーレジリエンス法の要件を満たすために産業用ゲートウェイをアップデート欧州サイバーレジリエンス法対応のAnybus
Communicator製品シリーズ:欧州サイバーレジリエンス法の要件を満たすために産業用ゲートウェイをアップデート

CRAが接続性に与える影響

CRAの下では、接続性はもはや単なる製品の機能的構成要素ではない。接続性は規制対象の一部となり、製品のライフサイクル全体を通じて、長期的なセキュリティ、安全なアップデート、文書化、およびコンプライアンスの証明を確実に提供する必要がある。HMS Networksは、このような要件に対応するために、IEC62443認証済みの安全な製品開発プロセスに基づいて開発し、ハードウェアおよびソフトウェアのセキュリティ機能を強化することによって、Anybus Communicator製品シリーズをアップデートした。

HMS Networksのゲートウェイ事業部門ディレクターであるFredrik Brynolfは、「CRAにより、サイバーセキュリティは単なる技術的な検討事項ではなく、購入時の必須要件となっている。Anybus CommunicatorをCRA対応にすることで、ユーザーは実績のある産業用グレードの接続ソリューションの利用を続けながら、コンプライアンスへの取り組みやリスクの軽減を実現できるようになる」と述べている。

CRA要件をサポートするためにハードウェアとソフトウェアを強化

長期的なセキュリティとライフサイクル全体の堅牢性を強化するために、Anybus Communicator製品シリーズにはいくつかの重要なアップデートが施された。

長期的なセキュリティをサポートするためにハードウェアをアップデート リアルタイムクロックとスーパーキャパシタ

リアルタイムクロックとスーパーキャパシタによって、週末のシャットダウンなど、長期にわたる電源オフ時であっても、証明書、ログ、および診断情報に対する信頼性の高いタイムスタンプが確保される。

専用セキュリティチップ

暗号鍵と機密データを安全に保管することで、強力な暗号化と改ざん防止を実現する。バックアップ電源を備えたリアルタイムクロックとセキュリティチップを組み合わせることで、CRAに基づく安全な運用と長期的なライフサイクルサポートのための、強固なハードウェア基盤を提供する。

CRAに関連するセキュリティ要件に準拠したソフトウェア機能 安全な設定

HTTPSによって設定へのアクセスが保護されているため、試運転やメンテナンス時の中間者攻撃を防ぐことができる。証明書はユーザーが管理できるようになっており、さまざまな環境での安全な設定をサポートする。

役割ベースのアクセス管理

パスワード保護は、ウェブユーザーインターフェースで直接有効化できる。各デバイスには、製造時にレーザー刻印された一意のデフォルト管理者パスワードが設定されており、初回ログインの際に使用する。次の3つの標準的な役割がサポートされている。管理者 – フルアクセス ユーザー – スレーブネットワーク設定 オペレーター – 読み取り専用アクセス これにより、設定へのアクセス権限が業務上の責任と一致するようになる。

アップデートとライフサイクル保護を管理

Anybus Communicatorは、ファームウェアのライフサイクルの管理をサポートしている。ハードウェアがアップデートされたCRA対応デバイスでは、ハードウェアのアップデート前にリリースされたファームウェアバージョンへのダウングレードを防ぐ安全策が講じられており、CRAに関連するセキュリティ機能が失われないようになっている。

知的財産の保護

機械メーカーやデバイスメーカーは、マスター設定の詳細を非表示にすることで、エンドユーザー向けの設定を簡素化し、知的財産を保護することができる。

要件を満たすためのサポート

これらのハードウェアおよびソフトウェアのアップデートを統合することで、Anybus Communicatorは、CRA対応の接続性を即座に提供する。これにより、デバイスメーカー、機械メーカー、システムインテグレーター、および工場オーナーは、顧客からのサイバーセキュリティ、コンプライアンス、および購買に対する要件の増大に対応できるようになる。

メーカーやインテグレーターは、産業用ネットワーク接続とサイバーセキュリティの両面において、引き続きAnybus Communicatorを安心して利用できる。現場に導入済みのユニットは変わらずサポート対象となり、新規ユニットにはCRA対応のハードウェアおよびソフトウェアが搭載されて出荷されるため、CRAおよび顧客のサイバーセキュリティ要件を満たすための、明確かつ円滑な移行への道筋が提供される。

HMS Networksは、製品のライフサイクルを通じた接続性、セキュリティツール、およびコンプライアンスの構築と維持を、ユーザーに代わって実施する。Anybus Communicatorを導入することは、多くのユースケースにおいて、稼働時間、パフォーマンス、市場アクセスを維持しつつCRAの要件を満たすための、最もシンプルかつ労力の少ない方法となっている。

提供時期と製品ラインナップ

CRA対応のAnybus Communicator製品シリーズは、サイバーレジリエンス法施行の約1年半前となる、2026年春から出荷を開始する。

«