テレダインFLIR OEM/検知範囲を拡大しドローン脅威への対応時間を提供
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Teledyne FLIR OEMは、高性能な対無人航空機システム(C-UAS)の検知および追跡ソフトウェアスタックであるPrism® C-UASの提供を開始した。世界的に拡大する不正ドローン活動の脅威に対応するために設計されたPrism C-UASは、小型で検知が困難なドローンに対する検知および追跡距離を拡張する。特許取得済みのサーマル赤外線(IR)画像信号処理と人工知能(AI)による認識技術を組み合わせることで、同ソフトウェアはターゲット上のピクセル数が4未満でも小型ドローンを検知可能とし、カウンタードローン対策に必要な対応時間を最大化する。
C-UASにおけるソフトウェアの重要な役割
連邦航空局(FAA)によると、米国の空港周辺では毎月100件以上のドローン侵入が報告されている。また、米国国土安全保障省は、2024年後半の6か月間で米国・メキシコ国境付近において6万回以上のドローン飛行が検知されたと証言している。低コストで使い捨て可能、かつ自律性が高まりつつあるドローンの普及により、不正ドローン活動は単なる規制上の課題から、軍事領域、国境警備、民間空港、重要インフラ、さらにはワールドカップやオリンピックなどの大規模イベントに影響を及ぼす重大なセキュリティ脅威へと変化している。この増大する世界的脅威に対応するため、防衛およびセキュリティ業界ではC-UAS能力の強化が急速に進められている。
「今日のC-UAS環境において、ソフトウェアは性能を左右する重要な差別化要因となっている」と、Teledyne FLIR OEMのプロダクトマネジメント担当バイスプレジデントであるJared Faraudo氏は述べ、「Prism C-UASは、2×2ピクセル未満のドローン検知および追跡を可能にし、従来システムと比較して検知距離を大幅に向上させる。当社の垂直統合と分野専門知識を反映し、生のサーマルデータを実用的なインテリジェンスへと変換することで、現代の多層防御アーキテクチャを支える」と続けた。
卓越したPrismソフトウェア性能
特許取得済みのノイズ除去、ローカルコントラスト強調、およびアップサンプリングアルゴリズムを活用してターゲットの信号対雑音比(SNR)を向上させることで、Prism C-UASは移動目標指示(MTI)の検知距離を拡大する。検知後は、AIベースの物体検出器によりターゲットを処理し、効率的なマルチオブジェクト追跡ソフトウェアによって追跡することで、誤検知を低減しつつ継続的なトラッキングを維持する。同システムは、小型で高速かつ機動性の高いドローン目標に特化して最適化されている。
Prism C-UASは統合の簡素化を目的として設計されており、Teledyne FLIR OEMの市場をリードするBoson®+およびNeutrino®赤外線カメラファミリーからのデータをネイティブにサポートするほか、一部の市販可視光カメラにも対応し、マルチスペクトルセンサー構成を実現する。Teledyne FLIR OEMの実績ある技術、堅牢な開発ツール、専門的な技術サポートにより、統合リスクを低減し、世界中の多様なC-UASアーキテクチャへのスケーラブルな展開を可能にする。

▲ドローン脅威検知範囲を拡張し対応速度を向上させるPrismカウンターUASソフトウェアを発表
2026年4月29日






