news-新製品 三菱マテリアル チタン合金加工用カッタ『ASPXシリーズ』を発売
チタン合金加工用カッタ『ASPXシリーズ』を発売
びびり抑制効果(制振設計+低切削抵抗)で高能率安定加工
三菱マテリアル 加工事業カンパニー(本社=東京都千代田区、田中徹カンパニープレジデント)は、チタン合金加工用カッタ『ASPXシリーズ』の販売を開始した。
ASPXシリーズは、難削材であるチタン合金を高能率で加工する刃先交換式のミーリングカッタであり、制振設計+低切削抵抗により安定した高能率加工を可能にする。
航空機のランディングギア部品や構造部品には、加工が難しいチタン合金が多く使用されており、また、部品自体も大きいため切削加工による切りくず除去量が多く、専用の高能率加工工具が求められている。三菱マテリアルではこのニーズに応えるため、新たにASPXシリーズを開発、発売した。主な特長は次のとおり。
①最新切削理論に基づいて算出した最適な不等分割の各段インサート配列により、びびり振動を抑制。
②クーラントをコントロールして、インサート切れ刃すくい面へ流すことで切りくずを効率良く排出。
③インサートは大きなすくい角とチタン合金加工に最適な刃先処理で、低切削抵抗でかつ耐欠損性に優れる。
④インサート材種には「MP9140」を採用。耐欠損性に優れた超硬合金母材と耐溶着性に優れた被膜を持つ。
本体3アイテム インサート 底刃8アイテム、外周刃1アイテム。
2020年9月25日