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ローデ・シュワルツ/脅威ドローン対処システムを発表

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ローデ・シュワルツは、脅威ドローンから正確かつ即応性をもった対処のために設計された、ドローン対処システム(C-UAS)専用ソリューション「THORIS(Tactical High-Energy Opponent Response & Interception System)」を、ILA 2026 にて発表した。

THORIS は階層化されたマルチセンサー・スイートを基盤としており、無線制御ドローンに対する RF(無線周波数)探知機能と、RF 放出が微弱または皆無な場合でも標的の探知、追尾、類別を可能にするレーダ ーおよび EO/IR(光学/赤外線)センサーを組み合わせている。すべての探知、追尾、および迎撃機能は、統合された指揮統制(C2)環境内で調整される。これにより、高解像度の状況認識を提供し、人間の監視を維持しながら、交戦規定や法的枠組みを確実に遵守する。ローデ・シュワルツのジャミング技術は、運用上および法的に許可された範囲において、脅威となるドローンを無力化することが可能である。

ジャミングが効果的でない、あるいは禁止されている場合、システムは指向性エネルギーを用いた対応へ移行する。レーザーを用いた対ドローン専用ソリューション「THORIS LCS(Laser Combat System)」には、TRUMPF 社が設計したレーザーが採用されている。このレーザーは、制御可能な高出力パルスを照射し、物理的な衝撃を加えることなく、ドローンの制御電子回路や推進システムを無力化する。

この最新の対ドローン防衛能力は、センサー、電磁戦、システム統合におけるローデ・シュワルツのリーダ ーシップと、産業用高出力レーザー分野における TRUMPF 社の専門知識を融合させるという、類を見ないパートナーシップによって実現した。

ILA の会場では、地上車両に搭載された THORIS LCS の将来的な姿を展示しており、一連のドローン標的を探知し、ミリ秒単位でロックオンし、精密なレーザーパルスを照射して無力化する様子を確認できた。同システムのモジュール式アーキテクチャにより、移動式・固定式の双方へシームレスに統合でき、移動中の輸送車両や戦術車両、重要インフラに対して拡張性のある防衛能力を提供する。また、設計段階から特定の無力化装置やプラットフォームに依存しない構造となっている。このモジュール性と拡張性により、将来を見据えた投資が可能となり、対ドローン防衛における能力のギャップを効果的に埋めることができる。

THORIS LCS は、ILA 会場のローデ・シュワルツ・ブース(ホール 3、スタンド c20)に展示された。来場者は実物大のモックアップを見学できたほか、センサーからレーザー照射に至る統合ワークフローを確認し、開発チームから詳細な説明を受けることができた。

統合型 THORIS LCS 車両システムは 2028 年末の投入を予定しており、実戦配備に向けた実証実験や段階的な検証活動が今後行われる予定。


▲「ILA Berlin Airshow 2026」にてTHORISを初公開。(画像︓ローデ・シュワルツ)

 

 

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