MECT 2021 OKK

初公開支援機能「3Dマイスター」と鋼材加工機出展で自動化・省力化を提案

立形MCの新モデル披露も予定

OKK(本社=兵庫県伊丹市、浜辺義男社長)は、10月20~23日にポートメッセなごやで開催される「メカトロテックジャパン(MECT) 2021」に、「鋼材加工機『F300V』」および「立形マシニングセンタ『VB53α』+『3Dマイスター』」を出展する。

前回のMECT(2019年)に続いての展示となるF300Vは、小物プレート加工用に剛性と切屑の排出性、操作性にこだわった、ワンパスのプレート加工機で、鋼材加工の省力化ニーズに後押しされるかたちで18年11月に製品発表、以降、本格販売に転じている。

金型、精密部品加工向けに高品位な加工を実現するVB53αは今回、現するVB53αは今回、支援機能である3Dマイスターを加工室に設置し登場する。

製造業界において自動化・省力化機能が急速に拡がっているものの、多品種少量生産のユーザー層に提供できる機能は多くないという中でOKKは、オペレーターがふだん行っている「ワークの芯出し作業」の省力化を図る機能「匠AIシリーズ」3Dマイスターを開発、商品化し今年4月に発表した。

3Dマイスターとは、機内カメラでワークを3D化するシステムで、ふだんの「ワーク芯出し作業」を簡単確実にするもの。

テーブルにセットされた実物ワークを機内カメラで撮影することでワーク形状の3Dモデルを作成。得られた3Dモデルデータは付属のタブレット端末に送られ、タッチセンサシステムと連動させることで、ワークの芯出し作業に必要なワーク計測を簡単に行うことができる。

実物のワークを機内、主軸ヘッド近傍に設置したTOF(※スマートフォンなどにも搭載されている技術、Time Of Flightの略)カメラで撮影することで、ワーク形状を3Dモデリングし、得られた3Dモデルデータは機械座標系と紐づけられ、このデータを基にワーク計測プログラムを作成する。

加工プログラムサーチを含めたほとんどの操作は付属のタブレット端末から行う。ワークの撮影はZ軸固定での機械動作でぶつかる心配はなく、3Dモデルは画面上で自在に視点変更ができ、スマホのような容易に直感的な操作性を実現する。

これらにより、オペレーターは機械のモード変更や手動運転、NCキーボード入力などの操作が不要となり、作業の標準化、マニュアル化を推進する。

「VM‐Rシリーズ」も対象機種となっており、対象制御装置はFANUC 30ⅰシリーズ、三菱 N700/N800シリーズで、これら対象であれば、後付での対応も可能。

「匠AIシリーズ」では今後も高付加価値を有した機能の開発を行い、市場に投入し、製造業界に新たな価値の創出を図っていく。

なお、MECTでOKKはさらに、立形MCの新モデル初公開も予定しているという。

【小間番号・3D10】