瀬峰5S、ふたたび ――

サンドビックソリューションウェビナーで独自ルール実例紹介

サンドビックソリューションウェビナーでは9月21日、「競争力をもたらす『究極の5S』」と題し、サンドビック・コロマント製品を製造する瀬峰工場(宮城県栗原市)で取り組んでいる5S活動を紹介、配信した。

瀬峰工場は、5Sを究めることで工場に改革をもたらし、見た目をキレイにするばかりでなく、現場力全体の底上げを実現した。2000年から行った改革後も妥協することなく、さらなる改善のため活動を続けている。

「瀬峰工場の5S」といえば、かつては頻繁に講演会やセミナーで聴講する機会の多かったベストセラー的な題目で、どちらかといえば、そこに至るまでのストーリー性が強調されていたが、今回は、サンドビックツーリングサプライジャパンの石原孝一社長により、その理念、そして実際の様々な事例が上書きされ、語られた。

5Sは現場力の鏡であると標榜するなか、「5Sの乱れとは?」「見せかけの5S」を指摘した上で、「本物の5Sをいかに定着させるか」については、「本や他社からのコピーではない独自のものをつくり上げることを目標」とし、11年の改革チームが当時、10個の独自ルールを策定、19年には14個に更新された。

「5S瀬峰の鉄則・その3」を紹介すれば、入れるからごちゃごちゃしてしまう「工具箱を使ってはいけない」とあり、工具類、キャビネット棚は形跡管理(輪郭で置き場の徹底)、そして小さなパーツ類は「上州屋方式」を採っている。

これは釣り具販売店の上州屋の陳列スタイル、棚構成に由来し、釣りが趣味の社員によるアイデアだったという。