戦略物流拠点新設へ 「ロジス新東京」(埼玉・北本市) 山善

国内12ヵ所目、22年初旬稼働予定、「グリーン物流」モデル拠点の役割も 山善(大阪本社=大阪市西区、長尾雄次社長)は、埼玉県北本市に新たな物流拠点『ロジス新東京』を新設する。

ロジス新東京は、同社機工事業部が取り扱う商品(切削工具・測定工具・メカトロ機器・環境改善機器等)の東日本への最重要配送拠点と位置づけており、2022年初旬に一部稼動開始を予定している。

日本の物流政策は今年6月に閣議決定された「総合物流施策大綱(21~25年度)」に沿って行われており、物流DX等の推進によるサプライチェーン全体の最適化や労働力不足対策、持続可能な物流ネットワークの構築が急がれている。

このような社会情勢の中、山善では持続的な成長に向け、19~23年度にかけて600億円の投資枠を設定しており、対象領域は「DX」「自動化・省人化」「グリーン成長」、 そして「物流」の4分野としている。

ロジス新東京は、埼玉県北本市にある「GLP北本」の2フロアを賃借し、新設する。都心から約40㎞圏内という物流拠点として好アクセスな立地であり、国内12ヵ所目の、東日本への戦略物流拠点となる。

また、統合物流管理システムや倉庫管理システム、最新のマテハン設備を導入することで生産性の高い庫内物流を行い、効率的でタイムリーな商品配送を実現させることで、顧客へのさらなるサービス向上を目指す。

将来的にはeコマースに対応する拠点を目指しており、スピーディーに商品配送できる物流体制を整える計画。

さらにロジス新東京は、同社が取り組みを強化していくグリーン物流のモデル拠点としての役割も担う。

物流棚の中間棚にダンボール素材の資材を採用する他、拠点内にて一部ダンボールパレットを使用する予定であり、備品にリサイクル可能な素材を取り入れながら、同社全体のグリーン物流を推進していく。

今後、山善では物流DXをさらに加速させ、総合物流施策大綱に沿った施策を推進していくとともに、海外を含めた物流拠点全体の効率化を図っていく。