ワルター(ジャパン本社=名古屋市中村区、今江博之社長)は、最大呼び径M20までに対応する最新ねじ切りカッター『Supreme TC620』をリリースした。

ねじ切りミーリング加工において、最大の課題は高い切削抵抗と工具のたわみで、これらにより、制限された切削条件での使用や工具パスの分割が必要となり、さらに短い工具寿命や工具破損の原因にもなる。

汎用用途の超硬ソリッドねじ切りカッターであるSupreme TC620 は、チップ式ねじ切りカッター「T2711」の設計思想を応用し、間隔を空けた切れ刃を複数配置する「複数刃列コンセプト」により、低い切削抵抗で刃当たり送りを高めた加工を可能にし、工具摩耗の進行を著しく抑えるとともに、ステンレスやInconel718 といった難削性の高いワークにおいても、プロセス信頼性およびハンドリング性を改善する。

また、内部クーラントにより確実に切りくずを排出し、径補正がほぼ不要であるなど、シンプルなハンドリングが可能で、最大のプロセス信頼性を達成する。

Supreme TC620は、ねじ深さ 2および2.5×DN、寸法範囲M4‐M20およびUNC 8-UNC 3/4にて使用でき、チップ式ねじ切りカッターT2711とともに、ねじ切りミーリング工具ファミリーを形成する。