ミツトヨ(本社=川崎市高津区、沼田恵明社長)は、CNC三次元測定機「CRYSTA-Apex」シリーズの新ラインアップとして、スマートファクトリーに対応する『CRYSTA-Apex V 500/ 700/900』シリーズを開発し、国内販売を開始した。

精密測定機器の活用範囲が広がり、品質管理部門のみならず加工現場やその周辺に導入する動きが拡大するなか、工作機械等と同様に、精密測定機器においてもネットワークを通じた稼働状況の確認や機体の保守管理を重視する傾向が強まっている。

ミツトヨは、そうした市場の要望に応えるべく、3つのアプリケーション〔※〕によって稼働中の精密測定機器をオンライン監視する新技術「SMS(Smart Measuring System)」を採用したCRYSTA-Apex V 500/700/900シリーズを開発した。〔※▽Status Monitor:測定機器稼働状況を遠隔地で監視可能

▽Condition Monitor(*):三次元測定機の状態監視による予防保全▽MeasurLink(*):「品質の見える化」で不良品発生を抑制/(*)はオプション〕

SMSによりCRYSTA-Apex V 500/700/900シリーズに関するさまざまな情報が可視化され、稼働状況やキーパーツの積算履歴等のオンライン監視が可能になる。今後、ミツトヨはCNC三次元測定機だけでなく、その他のCNC 測定機器へのSMS搭載を進め、IoTを活用して生産や品質に関する情報を高度に管理するスマートファクトリーの実現をサポートしていく。

主な特長は次の通り。
▽高精度(初項1.7μm)と高速・高加速度(最大駆動速度519mm/s、最大駆動加速度2309mm/s²、最大測定速度8mm/s)を実現▽小形~中形まで測定物をカバーする機種をラインアップ▽温度補正機能により、16℃~26℃という幅広い温度環境下での精度保証を可能にしている。