三菱電機  MMFで「自動化ソリューションのニーズ対応」強調

 

 

三菱電機(本社=東京都千代田区丸の内)は7月4~5日の2日間、西日本ソリューションセンター(兵庫県尼崎市)にて、「三菱電機 メカトロニクスフェア(MMF)2019 in 西日本」を開催し、来場者数(800人)、放電加工機・レーザー加工機等の受注・成約・内示(5億円)ともに目標を達成した。

初日午前には、同社FAシステム事業本部の氷見徳昭産業メカトロニクス事業部長、同本部の三竹宏メカトロ事業推進部長、関西支社の山本雅英産業メカトロニクス部長(西日本統括)が、産業メカトロニクス事業の概況説明に臨んだ。

このなかで氷見事業部長は、業績が停滞する中華圏について、「そうはいっても景気の目安である1千億円の売上高を2ヶ月連続で確保(1080億円)しており、潮目は変わってきているものの、まだまだ設備されるところはある」とふれた。

一方国内については、「自動化に向けての設備投資が積極的」とし、昨年8月に買収し、当初は欧州から販売を開始したスイス「ASTES4(アステスフォー)」の板金レーザー加工自動仕分け装置が、日本国内でも確実に販売実績が上がっている等言及し、概ね「全世界での自動化提案」を強調した。

また、西日本の市況について山本部長は、「2018年度は11年以降で過去最高の売上高を達成できた。今年度は前年度比10~15%のマイナスで計画しているが、昨年あった大口商談分を除けば、放電、レーザー加工機ともに前年度比プラスで計画している。関西地区には多い建築部材の鋼材業での需要がまだまだ好調を維持しており、レーザー加工機の引き合いは、依然好調。さらに、5G、自動車のEV化、自動化に向けた投資で活性化を期待している」と報告した。

そんななか会場では、「ものづくり新時代。〈自動化・AI・IoT〉×〈超高精度・高速加工〉」をテーマに、高性能大形ワイヤ放電加工機『MV4800R』、新製品では、超高精度油加工液仕様ワイヤ放電加工機『MX900』、「AIアシスト」搭載のファイバー二次元レーザー加工機『ML3015GX‐F80』(GX‐Fシリーズ)を軸に据え展示を行った。

なかでもGX‐Fシリーズは、近年の生産現場での人手不足に伴い、レーザー加工機の連続自動運転へのニーズが高まるなかで、板金加工の生産性・保全性への貢献のみならず、「細かな段取り云々より、とにかく連続運転、『止まらない加工機』」として拡販への期待が大きい。