OKK プライベートショーで「簡易省力化」を提案

 

 

 

 

 

 

 

鋼材加工機『OKK‐MILL F300V』を急遽出展、本格販売開始へ

OKK(宮島義嗣社長)は7月25~26日、本社・猪名川製造所(兵庫県伊丹市)にてプライベートショーを開催し、2日間で565人が来場した。

今回は省力化提案、なかでも「いかに簡単に提案できるか」に主眼を置くなか、5軸制御立形マシニングセンタの『VC‐X500』ではロボットアーム(ファナック/Robot i シリーズ)との、同『VC‐X350』では手動治具交換システム(オーケイエス/ベビーカンガルーシステム)との、それぞれ組み合わせによる提案を行った。

ロボットアームによる省力化提案では、手動搬送台車に設置されたロボットを必要時に機械の前に移動し、容易に取り組める自動化・無人化のデモを行い、ドア開閉、プログラムサーチ、起動を含む機械操作をロボットアームで行うことで、現在使用している機械の大幅な改造が不要な旨アピールした。

OKK営業本部 工作機械営業部の右田武己部長は、「まだまだロボット化には拒否感が見え隠れするが、そういったところを払拭ができる、さまざまなアレンジが提案できるのではないか」と概観する。

そんななか、出展予定機として事前告知はなかったものの、鋼材加工機『OKK‐MILL F300V』を急遽出展し、本格販売を開始した。

小物プレート加工用に、剛性と切屑の排出性、操作性にこだわった、ワンパスのプレート加工機のF300Vは、鋼材加工の自動化ニーズの後押しを受け、昨年JIMTOF後の11月22日に製品発表会を同会場で行った。プライベートショーへの登場は初となる。

OKKではロングセラーの汎用フライス盤の納入実績も多いが、「汎用盤だと、どうしても人手を要してしまうが、F300Vではプログラムさえ組めば、かなりの自動化ができる」と右田部長。

鋼材加工の市場は昨年が多忙を極め、信州地区での鋼材加工機の納入はかなりにのぼったという。
「その意味では若干、祭りの後感もあるが、その次のステップとしての自動化PR、また汎用機の更新需要に臨んでいきたい」と続けた。

なお会期中は、10月に稼働を控える「大型環境試験室」(MC全製品の温度影響を測定する)のようすも含めた工場見学も頻繁に実施された。