高速加工領域で圧倒的な切削パフォーマンスを実現
鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種『MC6115』を発売

また同社は、鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種『MC6115』の販売を開始した。
MC6115は、高速加工向けに開発された工具材種であり、高硬度母材と耐摩耗性が向上した新しいAl2O3コーティングとの組み合わせにより、高速加工で優れた性能を発揮する。また、コーティングの付着強度を向上させる新しい結合相とコーティング内の引っ張り応力を緩和させる技術を適用することで、高い刃先安定性を発揮する。
近年、加工効率の向上を求めるユーザーが増えており、工作機械の高性能化に伴い高効率加工が可能となり、切削速度向上が求められている。また、自動車部品をはじめ強度の高い材料の使用が増え、これらの加工に対応するための高い耐摩耗性を有する切削工具が求められている。
一方で、高い耐摩耗性を有する切削工具では一般的に欠けが生じやすく、加工数が安定しないという課題がある中、従来の切削方法はもちろんのこと、高速加工に対応可能でかつ高い刃先安定性を発揮するMC6115を開発した。主な特長は次の通り。
①高硬度母材と耐摩耗性が向上した新しいAl2O3コーティングにより高速加工でも高い耐摩耗性を発揮。
②コーティングの付着強度を向上させる新しい結合相により、コーティング剥離を抑制。
③コーティング内の引っ張り応力を緩和し、刃先安定性が向上。