「YAMAZEN INC.創立53周年」
北米における工作機械販売事業等を強化

北米での業容拡大を目指し物流を効率化(ショールーム・物流倉庫拡充)

山善のアメリカ現地法人YAMAZEN INC.(代表者・豊田淳氏)は、シカゴ本社の新社屋を8月下旬に竣工、10月1日より稼動を開始した。
今回の社屋新設および移転に伴い、ショールームを大型化し、ターンキー(※顧客がキーを回せば生産設備がすぐに使える)能力を大幅に強化するとともに、物流倉庫を拡充して北米の戦略開発拠点としての役割をさらに強める。
これにより、北米市場における工作機械・切削工具や精密測定機器など各種機工商品、プラスチック射出成形機を含めた生産財全般の販売事業と、同社の得意とするアフターサービスを含めた技術サポート力の強化を図る。

ロボットセルシステムの開発・販売推進

YAMAZEN INC.およびPLUSTECH INC.(※ソディックの射出成型機を販売する山善とソディックの合弁会社)のシカゴ本社は、自動化対応を目的としたオートメーション部門を組織化し、エンジニアリング機能をさらに強化させている。
今回の本社社屋と本社機能の移転・設備の拡充をフル活用し、主力販売先(自動車部品関連、電子機器関連、医療機器関連、航空機関連、エネルギー関連などの業界)への自動化提案はもちろんのこと、ユーザーニーズに対応した独自のロボットセルシステムの開発・販売も推進していく。
従来はオペレーターによって行われていた加工ワークの着脱や、冶具の組み付け等の自動化は今や当たり前の時代であり、YAMAZEN INC.の持つ高度なターンキー能力と組み合わせた魅力的な商材に仕上げ、ユーザーへ提供する。

日本製工作機械など常時20台以上展示

そして、新社屋に常設される1200㎡の大型展示場には、最先端技術を駆使した日本製工作機械や超精密射出成型機などを20台以上常時展示し、各種デモンストレーションを通じて顧客満足度の高いソリューション提案へとつなげていく。
また、併設される物流倉庫は延床面積5400㎡を有し、最新のWMS(Warehouse Management System=倉庫管理システム)を導入し、物流の効率化を図るとともに、北米の物流の中心拠点として機能させていく。
立地は日系企業集積地域の一角に位置し、米国を東西に結ぶ5000㎞の州間高速道路(インターステイト)90号線沿いにあり、オヘア国際空港(イリノイ州シカゴ)から北北西へ約20㎞とアクセスにも大変優れている。

「切拓く」精神を日米全社員が共有

現地法人創立53周年を迎えたYAMAZEN
INC.は、今回の本社機能の移転・拡充を重要なマイルストーンと捉え、山善創業の精神である「切拓く」を日米全社員が共有し、北米でのさらなる業容拡大を目指していく。