三豊科学技術振興協会 11件に助成

公益財団法人三豊科学技術振興協会(川崎市高津区坂戸、水谷隆理事長)は、計測・加工・制御に関する研究を対象とした2020年度の研究助成で助成する9人の研究者を、国際交流「会議」助成で助成する2団体をそれぞれ決め、10月24日に研究助成の9人について川崎市のミツトヨ本社にて交付式を行う。
今回の助成総額は1900万円。同財団は精密測定機メーカーのミツトヨと前代表理事(故)沼田智秀氏をはじめとする5人の出損(しゅつえん)により1999年に設立。これまでの22年間に計468件5億5855万円を助成してきた。
今年の研究助成対象者とテーマは、次のとおり。(敬称略)
▽有馬健太(大阪大)「ナノカーボンが持つ腐食作用を逆手に取った触媒援用型ナノ化学リソグラフィー」▽角田直人(東京都立大)「近赤外吸収特性を利用した水中の粒子の3次元位置計測」▽河野大輔(京都大)「画像を用いた5軸加工機の動的運動誤差の測定に関する研究」▽近藤圭祐(宇都宮大)「超小型ソリッドステート光短パルス測定器の研究・開発」▽近藤余範(産総研)「アボガドロ定数にトレーサブルなナノ精度フリーフォーム形状測定技術の開発」▽下野誠通(横浜国大)「磁気ギアードリニアモータの高精度制御」▽堀泰明(産総研)「ロッキングカーブ検出法を用いたGI-SAXSによる1次元回折格子ピッチ校正法に関する研究」▽元井直樹(神戸大)「微小環境マニピュレーションのための力覚伝達機能を有するスケーリング型遠隔制御技術に関する研究」▽山口貢(金沢大)「ワイヤアークAMによる消耗電極ワイヤの溶滴移行制御を用いた高精度造形技術の開発」の9件。