サンドビック ソリューション ウェビナーを開始

サンドビック・コロマント(本社=名古屋市名東区)は、サンドビック独自のソリューションの提案を中心に、アプリケーション、製品、サービスなど様々な内容を紹介する「サンドビック ソリューション ウェビナー」を開始した。

ウェビナーはオンラインで行うため、全国どこからでもインターネットの環境があれば参加することが可能であり、定期的に開催するウェビナーの情報は、随時ニュースレターやウェブサイトで確認することができる。

先立って6月に行われた「耐熱合金チタン合金加工オンラインセミナー2020」や「次世代アルミ合金フライス加工オンラインセミナー」では、参加者から「どこからでも参加できて便利だった」、「短時間で効率よく中身の濃いセミナーを受講でき良かった」など好評を得ており、引き続き、サンドビック ソリューション ウェビナーを開始する運びとなった。

その第1回が7月21日、「サンドビックのデジタル加工ソリューション」をテーマに開催され、同社デジタル加工製品担当の河田洋一氏が、切削加工への新たなデジタル技術の応用とそれを盛り込んだサンドビックの最新ソリューションを紹介した。

河田氏は冒頭、製造業が抱える幾つかの課題を次のように挙げた。

従来から製造現場では多くの改善がなされてきているが、時代の移り変わりとともに現場に求められる改善の内容も変化してきている。これまでのように一律にものをつくってそれがたくさん売れるという文化から、自分のニーズによりカスタマイズしたものが売れるという文化にシフトしてきており、それに伴って製造も従来よりも少量で多品種の加工が求められるようになっている。

その結果、段取り変更などが増え、コストが増加する要因にもなっており、加工品質低下の要因ともなり、またコスト低下の観点からはより一層、加工の自動化も必要になるが、自動化が必要とされるのは必ずしもコスト低下だけが理由ではない。

特に少子高齢化の進む日本では若年層の人材確保がより困難になっており、若者の製造離れが叫ばれる今の時代にあってはなおさらで、自動化は労働力不足を補うという観点からも必要とされる。

また、若年層の人材確保でいえば、技能伝承も昨今よく聞く課題であり、現場の技術を若い人に伝承していく必要があるが、これも容易ではない。

「サンドビック コロマントのデジタルソリューションでは、このような課題の解決をデジタルの技術でお手伝いすることを目的とし、そのための一連のソリューションを『ColoPlusⓇ(コロプラス)』と名付けている」旨前提に解説が進んだ。

コロプラスに含まれる具体的なソリューションの紹介として河田氏は、今回は主に、機械加工の工程におけるデータに基づいた加工に関するソリューションとして、センサー技術により加工の状況をモニタリングする『Silent ToolTM プラス』、『ColoPlusⓇ プロセスコントロール』に関し順にふれ、さらに、海外で先行販売し国内では2021年発売予定の『Coromant CaptoⓇ 回転工具ホルダ プラス』についても言及した。

なお直近では、8月25日(火)に「フライス加工の生産性向上ソリューション」をテーマとしたウェビナーの実施が、10時~11時・16時~17時の2回(同内容)予定する。