OSG Web Showroom

チャット機能などユーザーとのコミュニケーションを重視

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、多くの展示会が中止もしくは延期となったうえ、東京五輪の開催延期に伴い、展示会の会場確保が困難になるという問題も生じている。

そんななか、オーエスジー(本社=愛知県豊川市)は、アフターコロナ・ウィズコロナの世界では時間や場所に縛られることのないデジタル体験が重要視されると考え、オンライン展示会『OSG Web Showroom』を企画し、同社ホームページ上の特設サイトにて、7月1日より公開した。

新製品展示中心に10アイテムでスタート

OSG Web Showroom(以下、Web Showroom)は、期限は定めず、常設に近い感じで運営が予定されており、まるでブースに展示された製品を眺めるように、Web上でカタログや動画といった製品情報にアクセスできる。新製品展示を中心に10アイテムでスタートしており、今後新製品発売のタイミングをみて、入れ替えを考えているという。

しかし、それだけではユーザーに新しいデジタル体験を提供したとはいいきれない。オーエスジーは展示会を「お客様とのコミュニケーションの場」であると捉え、一方的な製品のPRではなく、ブースを訪れたユーザーとの対話、商品を手にとって対面でのやりとり、情報交換こそが、展示会に出展する価値だと認識する。

そのため、このWeb Showroomでもユーザーとコミュニケーションをとることができるチャット機能を用意し、ブース内のスタッフと会話するような気軽さで、工具や加工に関する相談ができる。

有人チャットの対応は専門知識を持ったカスタマーサポートスタッフが担当し、工具選定や切削条件の算出だけでなく、加工方法や機械搭載などの幅広い問い合わせに対応できる体制を整えており、チャットボット機能(AIを活用した自動会話プログラム)により検索情報にも素早くアクセスできる。

オンラインセミナー7月後半は22日・29日

また、展示会では多くのセミナーも開催されるため、教育の場としての側面も重要であるが、新型コロナウイルスの影響を受け、対面型セミナーや地区講習会なども軒並み中止せざるを得ない状況となっており、新しい教育の場が求められている。

そこで、Web Showroomでは、Zoom(ビデオ・Web会議アプリケーション)を使用した無料オンラインセミナーの開催、拡充に注力し、Web Showroom経由のみならず、各地区の営業が企画する地域特性を生かした地区講習会や販売店向け・ユーザー向けといった個別セミナーも、今後はWebセミナーでも開催していく(Zoom使用ではカメラやマイクといった特別な機械は必要なく、普段使っているパソコンまたはスマートフォンから視聴可能)。

Web Showroom経由のWebセミナーでは、工具の開発エンジニアが講師を務め、最新工具を使用した新しい加工提案を行い、チャット機能により質疑応答にも対応するため、東京や大阪などの会場に足を運ぶことが難しい地方に在住するユーザーにも、場所を選ぶことなく受講可能なセミナーとなっている。

なお、7月後半のWebセミナー開催スケジュールは▽7月22日(水)「高硬度鋼用底刃付きスレッドミル AT-2の紹介」▽7月29日(水)「AAA(A-TAP、A-DRILL、A-ENDMILL)の紹介」を予定している。