<未収録 Playback篇>オーエスジー

1月/TCT JAPAN 2020

ニコンの「光加工機」がDMG森精機のブースに初登場

今年1月29日~31日、東京ビッグサイトにおいて、3Dプリンティング&AM(アディティブマニュファクチャリング)技術の総合展「TCT JAPAN 2020」が開催され、3日間で47692人が来場した。

世界5ヶ国・地域からの出展者は過去最多の115社・団体を数え、国内初披露を含む最新の3Dプリンティング/AM技術・ソリューションが勢ぞろいした。

そんな中、世界的な光学機器メーカーであるニコンは、昨年11月に包括的な業務提携を行うことで合意したDMG森精機のブースにて、レーザーによる様々な金属加工を高精度で行うことができる独自の光加工機『Lasermeister 100A』を展示した。

同製品は昨年(2019年)4月にリリースした製品だが、ニコンブランドがDMG森精機のブースにて出展するのは今回が初めて。ニコンの説明担当者によれば、来場者からは製品に関する直接的な質問(性能や仕様)よりはむしろ、「(DMG森精機のブースに)なんで置いてあるの?」という素朴な問いかけが多いことが印象的だったという。

Lasermeister 100Aは、「金属造形をより身近に、より手軽に」をコンセプトに、3Dアライメントによる段取りレスを実現し、面倒な位置決めを短縮し「手軽に使える」という点や、加工現場はもちろん、企業や学校の研究施設、一般的なオフィスなど様々な場所への導入が可能であり、エレベーターでの搬入も可能だという「軽量コンパクト」さ、さらに種々の安全規格に準拠しており、学生、デザイナーなど誰でも使える装置としての「安全設計」を主な特長とする。

「フレンドリー感ある」金属造形装置

取材当時、市場への普及台数は「まだ2桁には満たない」ものの、工作機械メーカーが手掛ける3Dプリンターとはまた違った「フレンドリー感ある」金属造形装置として、東京・六本木のTechShop(※今年2月末に閉店。3Dスキャナ、樹脂・金属3Dプリンター、UVプリンター、レーザーカッターなどを備える、世界各地に拠点展開する会員制ファブラボのアジア初上陸店舗だった)に導入されていた。
前出の担当者は、「そういった裾野を広げるような部分と、ハイエンドな製造のボリュームゾーン担ったりと、AM業界自体全体をカバーしたい」と思いを述べていた。

(※1月29日取材時点)