1面関連記事:アパレル業界の「慣習」への疑問から生まれたエフテクト製品

近年は人手不足が顕著な物流現場において、特にアパレルや雑貨では入荷検品として、開梱後のバーコードスキャンおよび数量検品により多く人手を必要としながら手間と時間を要していた。

RFIDの物流活用では、未開梱の状態でICタグを読みとることができ、即時入荷計上が掛けられる。各物流工程での運用に即した製品群を多岐に渡って展開するエフテクト製品(※1面参照)を導入するユーザーが垂直立ち上げ的に広がったのもうなずける。

ではなぜ、アパレル業界での導入、引き合いが多いのか? それは同業界の「慣習」にエフテクトゲート発想の源泉があったからだ。

というのも、知らない者からすれば驚くばかりなのだが、アパレル業界では一つの什器中の商品点数が、例えば、伝票上では100となっていても、実際の入り数が102や103、逆に95や96だっという場合が少なくなく、むしろ「過不足があたりまえ、ふつう」と聞く。多ければ返品する、足りなければ「早く送ってこい!」と催促する。大抵は過不足があり、定数が入っていない、定数の概念がないのがアパレル業界での慣習だとか。文字通り、「ふたを開けてみないとわからない」世界らしい。

アパレル業界の物流では、こういった「一連の流れ」に非常にコストがかかっていたが、「ここに人手がかかるのはおかしいでしょ?」から生まれたのがエフテクトゲートである。ICタグをゲートに通すことによって、その数量や商材の合否を機械的に自動化できるシステムの誕生となった。